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腸内フローラ 腸内細菌の短鎖脂肪酸が肥満 糖尿病に関係 性格も変わる

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2月22日のNHKスペシャルでは腸内フローラがテーマでした。フローラはお花畑と言う意味で腸内細菌がお花畑のように腸の中に生息していることから腸内フローラというようです。この腸内細菌が肥満やガン、糖尿病や性格に関係しているということ最近の研究でわかったということでした。日本ではアリアケ菌というガンの原因となる腸内細菌が発見されているという。また、肥満や糖尿病はバクテロイデスという腸内細菌が出す短鎖脂肪酸が関係しているということでした。

腸内細菌バクテロイデスの短鎖脂肪酸と肥満

アメリカのワシントン大学のジェフリー・ゴードン博士は特別なマウスを作り、腸内細菌がもたらす肥満の影響を研究している。マウスに肥満の人の腸内細菌と痩せている人の腸内細菌を移植して実験を行ったところ、何回やっても肥満の人の腸内細菌を移植したマウスは太ったというものでした。一方、痩せている人の腸内細菌を移植したマウスは体重はそのままだったという。

肥満の人の腸内細菌を調査したところ、バクテロイデスなどの菌の数が痩せている人の腸内細菌よりも少なくなっていることがわかったということでした。

このバクテロイデスという腸内細菌はエサを分解する時に発生する短鎖脂肪酸という物質が肥満を抑えるという。

血液にこの短鎖脂肪酸が腸から溶け込んで体内の細胞に運ばれることで脂肪細胞は余分な脂肪の蓄積を抑えるので肥満予防になると考えられているという。

短鎖脂肪酸と糖尿病

また、短鎖脂肪酸に関しては糖尿病とも関連があると考えられている。短鎖脂肪酸が減ることでインスリンの分泌も減るという事がわかったからです。つまり、短鎖脂肪酸を増やせば糖尿病も改善するのではないかということがわかりました。

短鎖脂肪酸を増やす薬の臨床試験を行ったルイジアナ州立大学のフランク・グリーンウエイ博士によると、短鎖脂肪酸を作る菌を増やす薬を飲んだ人は食事の後のインスリンの量が出やすくなっていたということでした。

腸内フローラとガン アリアケ菌

日本でも腸内細菌でガンの予防の取り組みの研究を行っているところもあるということでした。がん研有明病院です。癌研究会有明病院では患者や健康診断で来た人から便を集めて腸内フローラを集めるプロジェクトを始めているという

このプロジェクトからガンを引き起こす腸内細菌、

アリアケ菌

が発見されたということでした。アリアケ菌が出すDCAという物質がガンの原因となるという。

腸内細菌と性格

人の性格は、遺伝的な要因が大きいと考えられていますが、ここにきて腸内フローラとの関係もあるという事がマウスの実験でわかってきたということでした。

実験の内容は臆病なマウスと活発なマウスの腸内フローラを入れ替えるというものでした。ちなみに、臆病なマウスは高い台の上にのせた時になかなか降りてこないマウス。一方の活発なマウスは高い台から降りてくるのにそれほど時間がかからないマウスです。

活発なマウスに臆病な腸内フローラを移植したところなんと、台から降りてくるのに時間がかかるようになったとのこと。つまり、臆病になってしまったということでした。このような実験を何度か繰り返しても結果は同じだったということでした。