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慢性腰痛改善法 認知行動療法と運動で脳のDLPFCを活性化 NHKスペシャル

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NHKスペシャルでは慢性腰痛の新たな治療法が紹介されていました。今や世界では慢性腰痛に対しては認知行動療法と運動をとりいれた治療を行っているという。痛みの根本は脳のDLPFCという部位が関係していて、この部位の活動が弱くなると痛みの回路の興奮を鎮める作用が抑制され慢性的な痛みに悩まされるということでした。

慢性腰痛と幻の痛み

ぎっくり腰などが原因で突発的に腰を痛めたことがきっかけで慢性腰痛になってしまうという方も少なくないという。また、仕事柄、腰を酷使する人なども同様。慢性腰痛は痛みの原因がわからない痛みの治療をしても治まらないなどといった特徴がある腰痛。レントゲンなどでは異常が見つからないが、本人はひどく腰痛に苦しむという病気。

世界的にこの慢性腰痛に真剣に取り組んでいる国があるという。それも認知行動療法と運動を用いた方法だということでした。

認知行動療法と運動 DLPFCを活性化させる

慢性腰痛の方の脳はDLPFCという、いわゆる脳の痛みの回路の興奮を鎮める作用がある部位の働きが弱くなっているということでした。健康な人と比べるとそのDLPFCの体積は極端に減っているという。

これはDLPFCが痛みの恐怖によってストレスにさらされることにより機能が低下してしまっているためであるということでした。そこで、腰痛に対する正しい知識をみにつけて、さらに運動を行うことで腰痛の恐怖を緩和させ、脳にストレスを与えないようにするという治療が世界では試みられていて効果もそれなりにあがっているという。

オーストラリアの病院では慢性腰痛腰痛患者に対して3週間の徹底した認知行動療法を行った結果、9人中8人が痛みが改善したということでした。

日本での慢性腰痛の認知行動療法

日本でも2012年の腰痛診療ガイドラインに認知行動療法が加えられているという。 手術、鍼治療などはグレードB (推奨できる)で、グレードA(強く推奨できる)とされる治療に認知行動療法が薬物療法(一部)、運動療法とともに位置づけられているということでした。

しかし、整形外科では認知行動療法は保険診療の適用外ということもあり日本では治療を行っている施設はまだ限られているということでした。

慢性腰痛の場合は、認知行動療法と運動療法を場合によっては薬物療法を組み合わせることが理想の治療法だとされているということでした。