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軟骨伝導という第3の聴覚 軟骨伝導スマートフォンと補聴器のメリット サイエンスゼロ9月14日

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新しい聴覚が広げる音の可能性、それが軟骨伝導。最近では第3の聴覚、軟骨伝導などの聴覚に関する発見が相次いでいる。ちなみに、軟骨伝導は骨伝導とは違います。メーカーなどからこの軟骨伝導が注目され、軟骨伝導補聴器や軟骨伝導スマートフォンなどの開発が進められているということでした。サイエンスゼロではこの軟骨伝導を取材していました。

軟骨伝導と軟骨伝導スマートフォン

軟骨伝導とは、耳の軟骨で聞く方法。耳たぶ以外の耳の部分は殆どが軟骨でできています。この軟骨で聞く。 京都にある半導体メーカーでは軟骨伝導を応用した身近な装置を開発している。それが軟骨伝導スマートフォン(試作)

一見すると普通のスマートフォンだが、音を聞く仕組みが違います。このスマホには振動子という細かな振動を起こす装置が付いていて振動部分を振動させる。

しかし、マイクを近づけても音は聞こえません。振動する部分を耳の軟骨に接触させることで音を聞くことができる。 このスマホが威力を発揮するのは、とてもうるさい環境。なんと周りが騒音だらけの環境でも電話の音を聞くことが可能になるということでした。

軟骨伝導スマホのメリットは騒音下でも聞こえるというだけでなく、周りに音がもれなくてすみます。

骨伝導と軟骨伝導 普通の音の伝導の違い

普段音を聞くときは空気の振動を受け取り、その振動が蝸牛というところで神経信号に変換されて、最終的に音として認識することができます。

一方、骨伝導の方は頭蓋骨が振動して直接蝸牛に音を伝えます。つまり、鼓膜を介していない。

最後軟骨伝導の方は、振動が軟骨に伝わります、そうすると耳の穴の壁の軟骨にも振動が伝わります。そして、耳の穴の中で空気が振動して音が生まれます。これが鼓膜を揺らして蝸牛に届いて音が聞こえるという仕組みになっています。

骨伝導補聴器ののデメリット

これまで、耳の穴から膿が出る、生まれつき耳の穴がないといった人は骨伝導補聴器を使ってきました。しかし、骨伝導補聴器にはデメリットがありました。それは、声をかけられた時に声の方向がわかりにくいという欠点です。

骨伝導では、頭蓋骨が振動して音が伝わるので左右の耳にほとんど同じ音が伝わってしまう。原理上このデメリットは避けられないということでした。

軟骨伝導補聴器のメリット

一方軟骨伝導だと、骨伝導補聴器のようなデメリットがないということでした。さらに、ハウリングという現象も起こらないそうです。

また、残念ながら軟骨伝導補聴器はまだ販売はされていないとのことでした。