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フィクションを信じる力が人類の発展につながった? サピエンス全史

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世界中の知識人たちや著名人たちが『サピエンス全史』という世界中で大ベストセラーの本にコメントを寄せている。この本の特徴は人類250万年の歴史を全く新しい切り口で解釈している点にあるという。人が発展を遂げたターニングポイントを4つの時代分けている。作者がすべての時代において大切なことは人間がフィクションを信じる力にあると考えているという。クローズアップ現代ではこの作者の考えるフィクションを信じる力と人類の発展にはどんな関係があるのか解説していました。

フィクションを信じる力こそ人類の繁栄につながった

会社勤めをしている男性は年明けから仕事が始まり会社へ出勤する。そもそも会社という実態は何なのか、会社という建物なのか、株券、登記簿それとも社員や社長のことなのか、これらは会社の一部ではあるがよく考えると会社というのは実態があるようで実はない

男性は昼休み。コンビニで昼食を買う。レジでお金を渡す。このお金とはただの紙や金属でなぜ価値を持つのか

こうしたお金や会社は実はフィクション。これらはみんなが信じているからこそ成り立っているだけだという。

このような見方をすると、国家や法律など社会はフィクションだらけ。サピエンス全史にはこのような事が書かれているという。

このようなフィクションを信じる力こそが人類が繁栄してきた要になっているという。

認知革命 ホモ・サピエンスのフィクションを信じる力

今から7万年前には人間の祖先であるホモ・サピエンスが存在していました。この時ネアンデルタール人も存在していたが生き残ったのはこのホモ・サピエンスでした。

ネアンデルタール人はりんごなど実際に目に見える物しか言葉にして周りに伝えることができなかったそうです。

一方、ホモ・サピエンスは神様のようなフィクションを創造しそれを全く見知らぬ他人に伝える事ができたという。

このようにフィクションを創造し、みんながそれを信じる。そのことで多くの仲間と協力し大集団の作業が可能になったという

これが人類の最初のターニングポイント認知革命です。集団で力を発揮し地球上の覇者になった時代だということでした。

農業革命 小麦に人間が家畜化された

文明の発展が人間を幸せにするとは限らないという。およそ1万2千年前に始まった農業革命。これは第二のターニングポイント。

集団で力を合わせて小麦を栽培することで食料の安定確保ができて人口が増加し社会が大きく発展したというのが通説。

ところが、この本では次のように考えている。集団としては発展したけれども、人間一人一人としては狩猟採集時代より働く時間が長くなり不幸になる人が増えたという。

しかも貧富の差まで生まれたという。さらには、小麦という植物から見れば、人間を働かせて小麦を増やさせ生育範囲を世界中に広めた。つまり、農業革命とは小麦に人間が家畜化されたと考えることもできるという。

資本主義経済の限界

今世界を動かしている大きな仕組みが資本主義。ここにもフィクションがあるという。人々は資本主義では経済成長が無限に続き幸せになるという考えを信じているだけだとこの本では伝えているという。

多くの国では資本主義経済に限界があると感じているという。世界全体の経済成長率が停滞しいているためです。

ダニエル・カーネマン氏によると、『サピエンス全史』に書いてあるように、資本主義によって分断や対立を深めていくという。経済の停滞は勝者と敗者を生み出すという。

科学技術の進歩

この本によると近い将来、科学の進歩によって今の姿と変わってしまうと指摘している。

ハラリさんの予想では、今後1,2世紀のうちに人類は姿を消すという。これは人間が絶滅するという意味ではなくバイオテクノロジーや人工知能で人間の心のあり方が変わることだという。

最後に未来を切り開くには

作者のハラリさんによると未来を切り開く鍵は人間が欲望をコントロールできるかどうかだということでした。