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高齢ブラックバイトの実態 ノンストップ

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今アルバイトをしている65歳以上のシニアの方はおよそ145万人で年々増加している。それに伴って高齢ブラックバイトというのも横行しているという。今はブラック企業にシニア世代も悩まされているという。ノンストップでは、年間500件の雇用問題の相談を受けている首都圏青年ユニオン委員長の神部紅さんが高齢ブラックバイトの実態を解説してくれました。

高齢ブラックバイトの実態

神部さんのもとに実際によせられた相談、高齢ブラックバイトの実態。一つ目はシニアバイトに課せられた過剰なノルマの理由。

スーパーマーケットのバイトに内定したケース

40年間食品会社の営業として勤務してきた67歳男性。定年後アルバイト先を探すもなかなか見つからなかったという。30社以上不採用だったという。しかし、念願のスーパーマーケットになんとかアルバイトとして採用してもらうことができた。

品出しなどの、65歳にはこたえる重労働も頑張った。そして4ヶ月後、アルバイトのリーダーに抜擢された。2月は節分ということで恵方巻きを1人10本以上の予約を受けるようにノルマを課されたという。バイトのリーダーに抜擢された男性はリーダーということで20本以上のノルマを課されたという。

そこで、男性は親戚や町内会の友人などに売り込んだという。しかし、ノルマを超えられなかった恵方巻き5本は男性が自爆営業したということでした。

さらにイベントは続き、ひな祭りのシーズンになり、ひな祭りケーキを売るというノルマを課されたという。このように、イベントごとのノルマでバイト代のほとんどがノルマの補填で消えたということでした。

アルバイトにノルマを課すこと

ノルマを課すことは基本違法ではないということでした。但し、明らかに不当な要求を業者がした場合は違法の可能性もあるという。例えば、本人の能力以上のノルマを課す、ノルマを達成できないと減給、自腹を切らされるなどです。

ノルマを達成できないと減給と脅すと脅迫罪、自腹を強要すると強要罪になるということでした。

ブラックバイトをやめられない理由

ブラックバイトなんてやめればいいじゃないかと思うかもしれませんが、シニアバイトはそうたくさんあるものではなく、ブラックバイトをやめられないシニアの実態がありました。

それは、シニア求人の倍率の高さです。シニア向けの求人は増えていても全体の需要からすればまだまだ数が足りないということでした。

こういったシニアの足元を見ているブラックバイトもあるということでした。

伝票整理のアルバイトに申し込んだシニア女性のケース

腰痛持ちなので、自由なシフトで働ける伝票整理のアルバイトに応募。ところが伝票係はすでに昨日決まってしまったと面接で告げられ、今は清掃の仕事なら空きがあると紹介されて、伝票係が空くまで清掃の仕事をすることにしたという。

体力的に自身がなかったけれど、すぐに空きがでるということで清掃の仕事を了承したという。しかし、半年間清掃の仕事をしても、伝票係の仕事が一向に空かなかったという。

また、持病の腰痛が酷くなったので病院へ行かせてもらうように頼むと、もうこなくていいと怒鳴られ、結局入院してアルバイトを辞めることになったという。

求人内容と違う場合は違法

基本、求人内容と違うことは違法。但し例外もあるという。例えば面接の際に他の業務につくことを本人に伝えていた場合は違法ではないということでした。

長すぎる研修期間

これに関しては基本違法ではないということでした。というのも研修期間に法律上の制限はないためです。

求人とは違う仕事から逃れるには

高齢ブラックバイトは契約が違う事が当たり前、なので契約を形に残して置くことがとても大切。契約書など目に見えるものを残しておくようにすることが重要とのこと。

口約束でも録音をしっかりと撮っておくことや、雇用期限を曖昧にさせないという事が対処法としてできることだということでした。

突然の解雇 シニアの使い捨て

次は突然の解雇、シニアに襲いかかる使い捨ての実態。ブラック企業は、次のような言葉で自ら辞めるように追い込んでいるということでした。

  • 年寄りが働くのは危なっかしい
  • 物覚えが悪い
  • 店がみすぼらしく見える

その他、お客のクレームとして追い込むというパターンもあるということでした。このような事をいわれたりした時はメモに残す、録音するなどして形に残しておくと法的な防衛手段をとることが可能になるということでした。