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動脈硬化が原因のめまい 椎骨脳底動脈循環不全 みんなの家庭の医学

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みんなの家庭の医学では、なかなか治らないめまいのセカンドオピニオンが紹介されていました。まめいの名医、奈良県立医科大学付属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科の准教授、山中敏彰先生が動脈硬化が原因のめまい、椎骨脳底動脈循環不全という病気を解説してくれました。

椎骨脳底動脈循環不全だった女性のめまい

A子さんは59歳でとても元気にご主人と2人で蕎麦屋を切り盛りしていた。一番の趣味はスイーツの食べあるきだったという。

ある日、最初の異変が生じた。それは閉店後売上のチェックをしている時でした。夫に呼ばれて振り返った瞬間、不意に目の前がゆっくりと回転するようなめまいを感じたという。しかし、10秒もしない内にめまいは消えたという。

1か月後、朝布団から起きて時計を見ようと頭を動かした時、再びゆっくり回転するめまいが生じたという。そして、業務中にもめまいが始まったという。この時は10秒たっても20秒たってもめまいが治まらなかったという。しかし、少し休むとめまいは治まったという。

そして、近所の病院へ行くと良性発作性頭位めまい症と診断され、高齢の女性に多い良性のめまいということだったという。めまいを予防する高めまい薬を処方されて、しばらく様子を見ることにしたという。めまいはすっかりと起きなくなったという。

しかし、薬を飲み始めて10日後、車を運転している最中、首を振った時にまた突然めまいが襲ってきたという。やはりおかしいという事で、脳の検査もしたが異常がないといわれたという。結局めまいの原因はわからなかったという。

そして新たな異変が、領収書を書いている時に文字が2重に見えたという。さらに、料理の味付けが濃くなっていたという。

めまいの原因 椎骨脳底動脈循環不全

A子さんは、奈良県立医大というところにめまいの専門医がいるということを聞いて、そこでセカンドオピニオンを受けることになったという。その先生が山中敏彰医師准教授だったという。そして病の原因が椎骨脳底動脈循環不全というものだったという事が明らかになったということでした。

脳に血液を運ぶ頸動脈には首の脇にあるものと首の後ろを通る細い動脈の椎骨脳底動脈があるという。じつはこの椎骨脳底動脈は、耳の平衡感覚を伝える神経や重要な神経が集まるターミナルの脳幹に血液を運ぶ役割をはたしている。

椎骨脳底動脈循環不全という病気の原因は加齢のほか乱れた食生活等によって、椎骨脳底動脈におこる動脈硬化

A子さんも検査の結果、椎骨脳底動脈が動脈硬化によって血管が細くなっていることがわかりました。

脳幹に十分に血液が届かないため平衡感覚の神経に不具合が生じて、頭を動かすだけでめまいを起こしていたという。

また、物が2重に見える料理の味付けが濃くなったなどの症状、いわゆる味覚と視覚に関わる異常も起こっていたことからセカンドオピニオンでは椎骨脳底動脈循環不全と決定づけました。

その後A子さんは動脈硬化の治療薬(血管を広げる薬)を服用するなどの動脈硬化の治療の結果めまいは解消したということでした。

動脈硬化で起きるめまいは椎骨脳底動脈循環不全がほとんどだということでした。めまいで悩んでいる患者の15%がこの病気を発症しているということでした。

もし放置をしておくと動脈硬化が進行して脳梗塞を起こす危険性もあるということでした。