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ガイアの夜明け7月29日 和牛Wagyu オーストラリア産のブラックモア和牛の秘密

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シンガポールにある焼肉店『あぶりや』このお店で一番人気のメニューが和牛の特盛りセット。このお店の和牛はなんとオーストラリア産のものだった。日本の和牛とオーストラリア産の和牛とでは違いがあるという。なかでもブラックモア和牛というのがとても品質が高いオーストラリア産和牛として有名だという。

ブラックモア和牛

現地の富裕層に人気の高級スーパーでは、全ての和牛がオーストラリア産だった。オーストラリア産和牛は100gあたり950円と日本の平均1200円と比べると若干安い。

特にオーストラリア産のブラックモア和牛は日本の和牛よりも品質が高いという。 ブラックモア和牛とはどういうものなのか。

オーストラリアの中心都市メルボルンから車で2時間のところにブラックモア和牛ビーフを生産している牧場があった。牧場主はデビッド・ブラックモアさん。

牧場で育てられているおよそ3000頭の牛には和牛の血統書がついていた。

なぜ和牛の血統書(子牛登記書)がオーストラリアにあるのか

なぜオーストラリアの牧場の牛に子牛登記書があるのか。日本の宝ともいわれている和牛。この和牛の遺伝子が海外に流出、世界各地で急速に和牛ビジネスが広がっている。

そもそも和牛とは品種のことで、農林水産省では黒毛和牛、あかげ和種、など4品種のことを和牛と呼んでいる。国産牛とは日本国内で一定期間以上肥育された牛のことをさす。外国生まれの牛でも、一定期間日本で肥育されれば国産牛となる。

しかし、海外の牛肉のパッケージに和牛の文字がかいてあるものもある。一体どういうことなのか。ブラックモアさんが和牛を肥育できる理由を語った。

いったい誰から和牛を入手したのか。それは北海道に住む方だった。北海道の和牛ブランドの生産地で実際に和牛生産を手がけた人物。なぜ海外に流出させたのでしょうか。

和牛が流出した理由

今から20年前に出した牛が海外で活躍しているという。この20年前に自ら所有する和牛115頭をアメリカに輸出。その後、その和牛をもとに作られた受精卵などがブラックモアさんの手に渡り和牛の生産が拡大していったという。

ちなみに、国際的な条約との関係からも輸出規制や貿易制限をすることはできないという。なので国として止めることは困難だという。

この和牛を海外に輸出した方は、たくさんの抗議を受け、さらには全国和牛登録協会から除名処分を受けた。それでもなぜ和牛を輸出したのか。

その理由は、和牛以外は全部の畜産は外国のお陰で良くなってきたからだというものだった。例えば、乳牛に使われているホルスタイン種はオランダが原産、また、豚肉用のデュロック種はアメリカが原産、さらにニワトリの白色レグホーン種はイタリアが原産。

このように様々な海外の家畜の恩恵を受けているのに和牛を外に出さないのは日本のエゴだという考えがあった。また、この方の他に和牛を輸出した民間企業も3社あるとのこと。

90年台前半から後半にかけて約240頭もの和牛がアメリカに輸出されたとのこと。

和牛の生産は世界27カ国に拡大しているという。

日本にも輸出されている

実はこうして作られたオーストラリア産の和牛は日本にも輸出されている。オーストラリアで生育した子牛を日本に運び、日本で1年以上生育させた牛。もちろんこれは国産牛として販売されている。

日本の和牛の遺伝子が海外に渡り、日本に戻って来ている。やすく美味しい牛肉が実現している。消費者にとっては値段は切実な問題。